生成AI印刷

AIで作った画像を印刷したい方へ

ChatGPTなどの生成AIを使えば、誰でも簡単に画像やデザインを作れるようになりました。

「AIで作った画像を名刺にしたい」
「自分で作ったAI画像をチラシに使いたい」
「AIで作ったデザインをポスターや看板にしたい」

そんな場合でも、AIで作った画像を印刷することはできます。

ただし、AIで作った画像は、そのままでは印刷に向いていない場合があります。

画面ではきれいに見えていても、印刷すると「画像がぼやける」「色が少し違う」「端に白い部分が出る」といった問題が起こることがあります。

そこで、印刷する前に知っておきたいポイントを、初心者の方にも分かりやすくご説明します。

まず知っておきたい4つのポイント

AI画像を印刷するときに、特に重要なのは次の4つです。

① 画像の大きさ・解像度
→ 印刷してもぼやけない画像になっているか

② 色(RGB・CMYK)
→ パソコンで見た色と印刷した色が違うことがあります

③ 塗り足し
→ 印刷物の端まできれいに印刷するために必要です

④ 文字・内容の確認
→ AIが作った文字には間違いが入ることがあります

この4つを順番に見ていきましょう。

① 画像の大きさ・解像度

「画面できれい」でも「印刷できれい」とは限りません

AIで作った画像をスマートフォンやパソコンで見ると、とてもきれいに見えます。

しかし、その画像を大きく印刷すると、ぼやけたり、ギザギザしたりすることがあります。

これは、画像そのものの「細かさ」が足りないためです。

この画像の細かさを表す数字が**「解像度」**です。

解像度とは?

簡単にいうと、

「画像をどれくらい細かく表現できるか」

を表すものです。

例えば、小さな写真を無理に大きくすると、写真がぼやけてしまいますよね。

AI画像も同じです。

小さい画像を大きなポスターや看板に引き伸ばすと、きれいに印刷できない場合があります。



印刷する大きさによって必要な画像サイズが変わります

例えば、名刺に使う画像と、大きな看板に使う画像では、必要な画像サイズが違います。

印刷するもの必要な画像サイズの考え方
名刺比較的小さな画像でも対応しやすい
チラシある程度大きな画像が必要
ポスターより大きな画像が必要
看板・横断幕印刷サイズに合わせた確認が必要

そのため、

「AIで画像を作ったから大丈夫」ではなく、「何に、どのくらいの大きさで印刷するのか」が重要です。

「この画像で名刺を作れますか?」というように、印刷したいサイズと一緒にご相談いただければ、画像の状態を確認できます。

② 色について

パソコンで見た色と、印刷した色は違うことがあります

AIで作った画像をパソコンやスマートフォンで見ると、

「この青色で印刷される」
「この鮮やかな緑になる」

と思ってしまいますよね。

しかし、画面で見る色と、紙に印刷する色は、色の作り方が違います。

画面では主にRGBという方式を使い、印刷ではCMYKという方式を使います。

RGBとCMYKを簡単に説明すると

RGB=画面で見るための色

赤・緑・青の光を使って色を作ります。

スマートフォンやパソコン、テレビなどで使われています。

CMYK=印刷するための色

シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色のインクを使って色を作ります。



なぜ色が変わるの?

画面は「光」を使って色を表現しています。

一方、印刷物は「インク」を使って色を表現します。

そのため、画面で表示できる非常に鮮やかな色の中には、印刷では完全に再現できない色があります。

例えば、

画面では鮮やかな青

印刷すると少し落ち着いた青

というような変化が起こる場合があります。

特に、AI画像で使われている鮮やかな色は、印刷すると色の違いが出ることがあります。

ここがポイント

「画面とまったく同じ色で印刷される」とは限りません。

AI画像を印刷する場合は、この点をあらかじめご了承ください。

必要に応じて、印刷に適した色に調整してから印刷します。

④ AIが作った「文字」に注意

AI画像の文字は必ず確認してください

AIで作った画像で、特に注意してほしいのが文字です。

AIは画像を作ることは得意ですが、文字や数字を正確に作ることが苦手な場合があります。

例えば、

会社名が少し違う

電話番号の数字が間違っている

住所がおかしい

日本語として読みにくい

URLが間違っている

といったことがあります。

画像としては非常にきれいでも、文字だけ間違っているケースがあります。



印刷前に必ず確認してください

特に以下の情報は、AI画像をそのまま信用せず、必ず確認してください。

  • 会社名
  • 店名
  • 氏名
  • 電話番号
  • 住所
  • メールアドレス
  • URL
  • QRコード
  • 商品名
  • 価格
  • 日付・時間

一度印刷してしまうと、間違いを修正するためには再印刷が必要になります。

そのため、印刷前の確認がとても重要です。

AIで作った画像を、そのまま印刷できる?

データの状態によって異なります

AIで作った画像は、PNGやJPGなどの画像として保存されることが一般的です。

画像の状態によっては、そのまま印刷できる場合もあります。

一方で、

画像が小さい

解像度が足りない

塗り足しがない

色がRGBになっている

文字を修正したい

といった場合は、印刷用にデータを調整する必要があります。

つまり、

AIで画像を作る

印刷用にデータを確認・調整する

印刷する

という流れになります。

③ 塗り足しについて

「塗り足し」は、端まできれいに印刷するための余分な部分です

これは少し分かりにくい言葉ですが、とても重要です。

例えば、A4のチラシを作ったとします。

完成したチラシのサイズは、

210mm × 297mm

です。

では、このサイズぴったりに背景画像を配置すればよいのでしょうか?

実は、そうとは限りません。



印刷物は、最後に「切ります」

チラシや名刺などは、大きな紙に印刷したあと、必要なサイズに合わせてカットします。

このとき、機械で切断していても、わずかな位置のズレが発生することがあります。

例えば、背景がこのようなデザインだったとします。

仕上がりサイズぴったりで背景を配置

すると、カット位置が少しズレた場合、

端に白い紙が見えてしまう

ことがあります。

そこで、仕上がりサイズより少し大きく背景を作っておきます。

この余分な部分が**「塗り足し」**です。



どのくらい大きくするの?

一般的な印刷物では、上下左右に3mm程度の塗り足しを付けることが多いです。

例えばA4なら、

仕上がり:210mm × 297mm

に対して、

塗り足し込み:約216mm × 303mm

というサイズでデータを作ります。

ただし、印刷物によって必要なサイズや仕様は異なります。



AI画像は「塗り足し」がないことがあります

AIで画像を生成すると、基本的には「画像そのもの」が完成します。

しかし、印刷物に必要な「塗り足し」まで自動で用意されているとは限りません。

そのため、AI画像をチラシや名刺などに使用する場合は、印刷用に画像を調整する必要があります。

「塗り足しが分からない」という方もご安心ください。

データを確認して、必要な調整をご案内します。

名刺を作るためのプロンプト例

以下の文章をコピーして、ChatGPTなどの生成AIに入力してみてください。

「◯◯」の部分を、ご自身の会社名や氏名、電話番号などに変更して使用できます。

名刺印刷を前提に、以下の条件で名刺の表面をデザインしてください。

【名刺サイズ】
・仕上がりサイズ:横91mm × 縦55mm
・仕上がりサイズは、実際に裁断される位置です。
・画像内に仕上がりサイズを示す線や枠は表示しないでください。
・仕上がりサイズの外側に上下左右3mmずつの塗り足しを設けてください。
・塗り足しを含めた全体サイズ:横97mm × 縦61mm
・画像サイズ:1337px × 841px

【塗り足し】
・背景を名刺全面に配置するデザインの場合、仕上がり線の外側上下左右3mmまで背景やデザインを伸ばしてください。
・裁断位置に白い余白が出ないよう、背景は塗り足し部分まで続けてください。
・仕上がりサイズを囲む線や枠はデザインとして表示しないでください。

【文字の配置】
・会社名、氏名、電話番号、住所、メールアドレス、URLなどの重要な情報は、仕上がりサイズの端から3mm以上内側に配置してください。
・重要な情報が裁断位置に近づきすぎないようにしてください。
・文字や重要なデザインが塗り足し部分に入らないようにしてください。
・文字が小さすぎたり、読みにくくなったりするレイアウトは禁止してください。

【文字サイズ】
・会社・団体・組織名:90px以上
・氏名:80px以上
・肩書・電話番号・住所・メールアドレス・URL:40.3px以上
・どの文字も40.3px未満にしないでください。
・文字は十分な大きさと余白を確保し、印刷物として読みやすいレイアウトにしてください。

【作成する内容】
・会社名:◯◯
・氏名:◯◯
・肩書:◯◯
・電話番号:◯◯
・住所:◯◯
・メールアドレス:◯◯
・URL:◯◯
・デザインテーマ:◯◯

【デザインについて】
・デザインテーマに合わせて、名刺として見やすく、情報が整理されたデザインにしてください。
・文字が背景に埋もれないよう、十分なコントラストを確保してください。
・文字を無理に小さくして情報を詰め込まないでください。
・重要な情報を優先し、余白を活かした見やすいデザインにしてください。

※両面印刷の場合は、表面と裏面を別々に作成してください。
※上記の内容をすべて画像内に入れてください。

このプロンプトを使えば、そのまま印刷できますか?

いいえ。

ここが最も重要なポイントです。

このプロンプトは、生成AIに対して、

「できるだけ印刷を意識した名刺画像を作ってください」

とお願いするためのものです。

しかし、生成AIが、

  • 指定したサイズを正確に守る
  • 指定した文字サイズを正確に守る
  • 3mmの塗り足しを正確に作る
  • 文字を正確に入力する
  • RGB・CMYKを正しく設定する
  • 印刷に適した解像度にする

ことを保証するものではありません。

そのため、生成された画像=印刷用データではありません。

「AI画像だから印刷できない」ということではありません

AIで作った画像でも、適切に調整すれば、名刺・チラシ・ポスター・看板など、さまざまな印刷物に使用できます。

大切なのは、「AIで作った画像を、そのまま印刷する」のではなく、「印刷する大きさや用途に合わせて確認する」ことです。

AIで作った画像を印刷したい方へ

「AIで作ったけど、印刷できるか分からない」

「この画像を名刺にしたい」

「AIで作ったデザインをチラシにしたい」

「画像を大きくして看板にしたい」

そんな場合は、まずは作成した画像をお送りください。

画像を確認し、

そのまま印刷できるか

少し調整すれば印刷できるか

データを作り直した方がよいか

を確認します。

必要に応じて、画像サイズ・解像度・色・塗り足しなどを調整して、印刷に適したデータに仕上げます。

「こんな画像でも印刷できる?」というご相談も大歓迎です。

AIで作った画像の印刷について分からないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

著作権・利用規約について

生成AIで作成した画像を印刷・販売・広告などに使用する場合は、使用したAIサービスの利用規約をご確認ください。

また、生成された画像が第三者の著作権・商標権・肖像権などを侵害していないかについても、十分ご確認ください。

AIで作成したデータの利用に関する著作権・利用規約・法令等の確認は、お客様(発注者様)の責任でお願いいたします。

万が一、権利侵害などのトラブルが発生した場合、当社では責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

最後に、これだけ覚えておけばOK!

AI画像を印刷するときは、難しいことをすべて覚える必要はありません。

まずは次の4つだけ覚えておきましょう。

① 画像は小さすぎない?
→ 大きく印刷すると、ぼやけることがあります。

② 色は画面と同じになる?
→ 画面と印刷では色の仕組みが違うため、色が変わることがあります。

③ 端まで背景がある?
→ 仕上がりサイズより少し大きくする「塗り足し」が必要な場合があります。

④ 文字は間違っていない?
→ AIが作った文字や数字は、必ず確認しましょう。

分からない場合は、無理に自分で直す必要はありません。

作成したAI画像を見せていただければ、印刷できる状態かどうか確認いたします。

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